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AIを禁止するより、「入れていい情報」を決める。生成AIに社内情報が入ってしまったニュースから考える、Garoopのルール

公開日: 2026/10/31

#生成AI#情報管理#セキュリティ#AI活用#経営
AIを禁止するより、「入れていい情報」を決める。生成AIに社内情報が入ってしまったニュースから考える、Garoopのルール

この記事のポイント

・利用を禁止していた外部の生成AIに、約33万4千人分の個人情報がアップロードされたと公表された

・禁止するだけでは、便利な道具は「こっそり」使われる。決めるべきは「使う道具」と「入れていい情報」

・Garoopは仕事の中心にAIを置き、入れていい情報・入れない情報をはっきり分けて動いている

こんにちは。株式会社Garoop代表の山下です。

先に結論を書きます。AIは禁止するより、「何を入れていいか」を決めた方が安全で、しかも速いです。 Garoopはその考え方で、毎日AIと一緒に仕事をしています👍

「禁止していたAI」に、33万人分の情報が入った

2026年10月23日、大手メーカーのグループ会社が、人事システムの導入プロジェクトのメンバーが、利用を禁止していた外部の生成AIサービスに個人情報をアップロードしたと公表しました。対象は4つの区分で、報道によると合わせて約33万4千人分です。

・対象は従業員・元従業員の社員番号や住所、連絡先と、緊急連絡先として登録された家族の氏名と連絡先

・外部からの攻撃ではなく、社内ルールの違反によるもの

・公表の前に、個人情報保護委員会へ報告している

・再発防止として、個人情報の扱いのルールと生成AIの利用管理の見直し、教育の強化を進めるとしている

出典:Innovatopia「[利用禁止の生成AIに従業員・家族の個人情報 4区分で約33万4千人分](https://innovatopia.jp/cyber-security/cyber-security-news/119409/)」(2026年10月25日)

このニュースで僕が大事だと思ったのは、「禁止していたのに使われた」という点です。仕事を早く終わらせたい人ほど、便利な道具に手が伸びます。それ自体は自然なことです。

Garoopは、AIを仕事の真ん中に置いている

Garoopは、AIを特別なものではなく、毎日の仕事の道具として使っています。

「Codex(ChatGPT plusを課金してる人多いから勧めてるなう。Claude Codeでも可) ・GitHub ・Vercel ・NotebookLM 使いこなせばけっこういろんなことやれます!!」(2026年4月のXより)
「ClaudeCodeサイコー」(2026年8月のXより)

社内には、見積書や請求書、レポート、ブログづくりなどをAIに頼むための手順書(スキル)が20本以上あります。小さな会社でも大きな会社と同じスピードで動けるのは、めちゃくちゃAIのおかげです🚀

だからこそ、「何をAIに渡すか」は最初に決めています。

Garoopが決めている3つのこと

1. 使うAIの道具を決める

仕事で使うAIは、会社で決めた道具を中心にしています。新しい道具を試したいときは「これ使っていい?」と気軽に言える空気を大事にしています。禁止ではなく、相談してから増やす形です。

2. 入れない情報を決める

・お客さんや子どもたちの個人情報

・パスワードやAPIキーなどの「鍵」

・取引先との契約の中身

この3つは、AIに渡しません。作業に必要なときは、名前を伏せたり、架空のデータに置き換えたりしてから渡します。

3. 鍵はコードにも会話にも書かない

鍵は決まった場所でだけ管理し、AIとのやりとりやプログラムの中には書きません。AIに作業を任せる場面が増えるほど、ここが効いてきます。

次に挑戦すること

AIに頼む作業はこれからもどんどん増やします。それに合わせて、「入れていい情報」の一覧を、新しく入った人が初日に読めば分かる形にしていきます。速さと安心を、両方そろえて伸ばしていきます🫡

今日から試せること

・社内で実際に使われているAIの道具を、まず全部書き出してみる(禁止より先に、現状を知る)

・「AIに入れない情報」を3つだけ決めて、全員に共有する

・個人情報が必要な作業は、架空のデータに置き換えてからAIに頼む練習をする

おわりに

AIは、使い方を決めればとても頼れる仲間です。止めるより、安心して使える道を作る。Garoopはそのやり方で、これからもAIと一緒に速く動いていきます。応援よろしくお願いいたします!👍

FAQ

Q. どんなニュースがあったのですか?

A. 2026年10月23日、大手メーカーのグループ会社が、人事システムの導入プロジェクトのメンバーが、利用を禁止していた外部の生成AIサービスに従業員や家族など約33万4千人分の個人情報をアップロードしたと公表しました。外部からの攻撃ではなく、社内ルールの違反によるものとされています。

Q. GaroopではAIの利用を禁止していますか?

A. 禁止していません。仕事で使うAIの道具を決め、AIに入れてよい情報と入れない情報を分けたうえで、毎日の仕事の中心でAIを使っています。

Q. AIに入れない情報には何がありますか?

A. お客さんや子どもたちの個人情報、パスワードやAPIキーなどの鍵、取引先との契約の中身などです。AIに作業を頼むときは、名前を伏せたり、架空のデータに置き換えたりしてから渡します。