
この記事のポイント
・AIを下に見てはいけない。すぐに追い抜かれる
・小学生起業のカギは「生成AI」「株式市場の活用」「AIの本質をイメージする力」
・一番大事なのは、微動だにしない志とぶれないメンタリティ
「AIを下に見るな」
2025年9月、僕はYouTubeでこう話しました。
「AIを下に見るな。すぐに追い抜かれるぞ。それは子どもを馬鹿にするのと同じ。未来を侮った瞬間、時代に置いていかれる。」
AIはまだ間違えるし、変なものもつくる。そう言って下に見る人もいます。でも、AIの進化のスピードは、その評価をすぐに置き去りにします。子どもの成長を侮ってはいけないのと同じで、AIも侮ってはいけません。
小学生起業の3つのカギ
僕が考える小学生起業のカギは、次の3つです。
1. 生成AI:モチベーションと気合いが一番大事。AIを使うことで、発達の速度はかなり上がる
2. 株式市場の活用:金融やNISAのような流れに乗って、子どもの挑戦にお金が流れるようにする
3. AIの本質をイメージする:生成AIツールを使うだけでなく、AIで何ができるのかを想像して使いこなす
この連載で書いてきたことは、すべてこの3つにつながっています。
任せられるところは、AIに任せる
もうひとつ、少し刺激的なことを言うと、僕は「任せられるところはAIに任せよう」と考えています。AI時代には、何でも自分の頭だけで考えようとすることが、かえって不利になる場面があります。
AIに任せる部分と、自分が決める部分を見極める。その上で、何をつくるか、誰に届けるかは自分が決める。子どもの発達も、この考え方の転換で新しい時代に入っていくと思います。
一番大事なのは、ぶれない志
ただ、どれだけAIが進化しても、最後に必要なのは人の心です。
Garoop Studioの紹介で、僕はこう書きました。「10歳からの生成AI起業は、志の高さを意識しています。つまり、微動だにしない、ぶれないメンタリティです。」
事業は失敗の連続です。うまくいかない日も、笑われる日もあります。それでも続けられるかどうかを決めるのは、技術ではなく志です。鍛校でメンタリティ鍛錬を4つ目の鍛錬に置いているのも、そのためです。
連載のおわりに
この連載では、17回にわたって小学生起業について書いてきました。
・会社をつくった目的と、初めての融資面談
・生成AIで小学生が始められる小さなビジネス
・生成AIキッズスクールと、福岡市の習い事応援事業
・日本の強みと、親の壁
・エクイティファイナンス、自社株、子ども投資ファンド
・Garoop 鍛校とGaroop Studio
小学生起業は、特別な子だけのものではありません。好きなことと、生成AIと、支えてくれる大人と、ぶれない志があれば、10歳からでも挑戦できます。
僕たちは、日本から「10歳のCEOが世界を動かす」時代をつくっていきます。一緒に挑戦したい子どもたち、応援したい大人の方、ぜひGaroop 鍛校とGaroop Studioをのぞいてみてください。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)