
この記事のポイント
・小学生でも、生成AIを使えば小さなビジネスを始められる
・アイデアは「絵本」「オリジナルソング」「グッズ」の3つ
・大事なのは「好きから始める」「保護者とチームを組む」「まずはひとつ」
前回は、ChatGPT・Suno AI・画像生成AIという生成AIチームを紹介しました。今回は、このチームを使って小学生が始められる仕事のアイデアを3つ紹介します。
アイデア1:世界に一冊だけの絵本を売る
自分で考えたお話を、絵本にして売ってみましょう。
1. ChatGPTに「王子様になったハムスターのお話のアイデアをちょうだい」と相談して、ストーリーをつくる
2. 場面に合わせて、画像生成AIに「お城に住む、王冠をかぶったハムスター」のようにお願いして絵を描いてもらう
3. 保護者に手伝ってもらい、BASEやSTORESなどでネットショップをつくってデータで売る。印刷してフリーマーケットで売るのもあり
アイデア2:1曲100円の作曲家社長
友だちや家族のために、特別な歌をつくってプレゼントする仕事です。
1. 友だちから「うちの犬の歌をつくってほしい。名前はポチで、ボール遊びが好き」とお願いされる
2. その話をもとに歌詞を考えて、Suno AIに「元気なロックな感じで」とスタイルも伝えてお願いする
3. できた歌をデータで届ける
「1曲100円」のようにお代をもらえたら、もう立派な作曲家社長です。
アイデア3:自分デザインのTシャツやマグカップを売る
1. 画像生成AIに「スケートボードに乗った、サングラスをかけた柴犬」のような、かっこいいイラストを描いてもらう
2. 保護者に手伝ってもらい、SUZURIなどのグッズ作成サイトにイラストを登録する
3. 誰かが買ってくれたら、サイトがTシャツをつくって送ってくれる
在庫を持たなくていいので、家にいながらデザイナー社長になれます。
始める前の3つの大事なこと
「大好き」から始める
一番大事なのは、本当に好きなことを選ぶことです。その「好き」という気持ちが、まわりを喜ばせる一番のパワーになります。
おうちの人とチームを組む
ネットショップやお金のことは、必ず保護者と相談しましょう。保護者は会社の相談役です。
まずは「ひとつ」から
いきなりたくさんつくらなくて大丈夫です。絵本一冊、歌一曲からで十分。失敗は、もっと良いものをつくるための大チャンスです。
まとめ
小学生起業は、大きな会社をいきなりつくることではありません。好きなものをひとつつくって、誰かに届けて、お代をもらう。その小さな一歩が、社長への第一歩です。
次回は、こうした体験を学べる場として始めた「生成AIキッズスクール」の話です。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)