
この記事のポイント
・Garoop 鍛校は、人格・事業・AIを同時に鍛える10歳からの修行場
・合言葉は「教えない。鍛える。」正解は自分でつくる
・「鍛える → 実戦 → 変革」の3フェーズで、事業化まで進む
単なる学校ではない場所
ここまでの連載で、小学生起業への考えを書いてきました。それを形にした場所が、Garoop 鍛校(たんこう)です。
鍛校は、長崎・福岡を拠点に、子どもたちが生成AIを「武器」として使いこなし、商いと人格を同時に鍛える修行場です。キャッチコピーは「10歳からスタートアップ。10歳から、修羅場。」少し強い言葉ですが、それだけ本気の場所にしたいという思いを込めています。
教えない。鍛える。
鍛校の一番の特徴は、正解を教えないことです。
学校や塾では、先生が正解を教えてくれます。でも事業の世界には、決まった正解がありません。だから鍛校では、正解を教えるのではなく、子どもが自ら正解をつくる環境を用意します。
知識は与えない。環境で変える。「座学は最小、修羅場は最大。」これが鍛校の考え方です。
鍛校の歩き方:3つのフェーズ
フェーズ1:鍛える
鍛校に入門し、基礎の型をつくります。生成AIの使い方、作品のつくり方、考え方の型を身につける段階です。
フェーズ2:実戦
つくる・売るを、Garoop Studioの上でバーチャルに回します。会社をつくり、商品を考え、値段を決める。社長の仕事を、安全な場所で何度も練習します。
フェーズ3:変革
資本を得て、事業として立ち上げます。前回紹介した子ども投資ファンドの構想は、このフェーズにつながっています。
入門の流れ
入門は、ヒアリング、修行(鍛錬)の申し込み、実際の修行という順番で進みます。いきなり難しいことをさせるのではなく、まず子どもが何に興味を持っているのかを聞くところから始めます。
まとめ
鍛校は、「AIを使える子」をつくる場所ではありません。AIを武器に、自分で考え、つくり、売り、転んで学ぶ子を育てる場所です。
次回は、鍛校の具体的なカリキュラム「4つの鍛錬」を紹介します。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)