
この記事のポイント
・鍛校では、テストの点数を出さない
・評価するのは「行動」「継続」「失敗」「影響」の4つ
・失敗は減点ではなく、挑戦した証として数える
点数は出さない。物語を残す。
学校では、テストの点数で評価されるのが当たり前です。でもGaroop 鍛校では、点数を出しません。
そのかわりに残すのは、その子が何に挑戦し、どう転び、どう立ち上がったかという物語です。
4つの評価軸
1. 行動:やったか
まず、やったかどうか。考えるだけでなく、手を動かしたかを見ます。
2. 継続:何日続いたか
一度だけでなく、何日続けられたか。鍛校の生成AI道場では、毎週1アウトプットを出し続けることを大事にしています。
3. 失敗:何回コケたか
何回失敗したか。ここが、鍛校の評価で一番特徴的なところかもしれません。
4. 影響:誰かが動いたか
つくったものや行動によって、誰かが動いたか。作品を見た人が反応してくれた、買ってくれた、手伝ってくれた。他の誰かに届いたかを大切にします。
なぜ「失敗」を数えるのか
事業は、うまくいかないことの連続です。挑戦すれば、その数だけ失敗が生まれます。逆に言えば、失敗がゼロの子は、挑戦していない可能性があります。
だから鍛校では、失敗を減点しません。何回コケたかは、何回挑戦したかの記録だからです。連載の第5回で「失敗は、もっと良いものをつくるための大チャンス」と書いたのも、同じ考え方です。
点数では見えない力を見る
テストの点数で測れるのは、決まった正解にどれだけ近づけたかです。でも事業に必要なのは、正解のない中で動き続ける力です。
行動したか、続けたか、失敗したか、誰かに届いたか。この4つは、大人の仕事でもそのまま大事な力です。子どものうちから、この物差しで自分を見られるようになってほしいと考えています。
まとめ
鍛校の評価は、「どれだけできたか」ではなく「どれだけ挑戦したか」を見る評価です。点数ではなく物語を残すことで、子どもたちは失敗を恐れずに挑戦できるようになります。
次回は、鍛校の「実戦」フェーズの舞台、Garoop Studioでの会社づくりを紹介します。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)