
この記事のポイント
・鍛校のカリキュラムは「4つの鍛錬」
・生成AIで毎週1アウトプット、バーチャル会社の運営、自分でつくるホームページ
・技術だけでなく、折れない心も鍛える
前回は、Garoop 鍛校の考え方「教えない。鍛える。」を紹介しました。今回は、具体的に何を鍛えるのか、4つの鍛錬を紹介します。
第一鍛錬:生成AI道場
ChatGPT、Gemini、Codexを使い倒し、画像・動画・コードで、毎週「1アウトプット」を絞り出します。つくった作品は、Garoop Studioで発表します。
大事なのは「毎週」という部分です。一度すごいものをつくるより、毎週何かを出し続ける方が、ずっと力がつきます。
・使用武器:ChatGPT、Gemini、Codex
第二鍛錬:商い鍛校
Garoop Studioの上で、バーチャル会社を立ち上げます。事業計画書、契約書、請求書をAIでつくり、値段・売上・固定費まで、社長の仕事をバーチャルで回します。
本物のお金を動かす前に、社長の仕事をひととおり体験できるのがポイントです。
・使用武器:Garoop Studio、NotebookLM
第三鍛錬:開発鍛校
Codexとペアプログラミングをして、自分の会社のホームページやプロダクトを自らつくります。GitHubで管理し、Vercelで公開し、Stripeで決済までつなぎます。
連載の第2回で、プログラミングはお絵描きのように書いていいと書きました。AIと一緒なら、子どもでも本物のサービスを公開するところまで行けます。
・使用武器:Codex、GitHub、Vercel、Stripe
第四鍛錬:メンタリティ鍛錬
無理やりやる、気合、覚悟。世界情勢を読み、自律して動く「折れない心」を養います。
事業は、うまくいかないことの連続です。だからこそ、技術と同じくらい心を鍛えることを大事にしています。
・使用武器:瞑想、ニュース分析、実践
4つの鍛錬は、つながっている
生成AI道場でつくる力を鍛え、商い鍛校で売るしくみを知り、開発鍛校で自分のサービスを公開し、メンタリティ鍛錬で続ける力を養う。4つの鍛錬は、ひとつの事業をつくる流れそのものです。
まとめ
鍛校の鍛錬は、すべてアウトプット中心です。知識を覚えることより、AIを武器に何かを出し続けることで、子どもたちは変わっていきます。
次回は、鍛校の少し変わった評価制度「点数は出さない、物語を残す」についてです。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)