
この記事のポイント
・Garoopは「10歳からスタートアップ」を掲げ、小学生から生成AIを使った事業化を推進している
・起業のハードルは、生成AIと株式会社という仕組みで大きく下がった
・この連載では、代表の実体験をもとに小学生起業のリアルを週2回お届けする
「小学生が起業? 早すぎる」と言われるけれど
株式会社Garoop(ガループ)代表の山下大貴です。
「小学生が起業?」「そんなの早すぎる」。この話をすると、ほとんどの人がそう感じると思います。僕も以前なら同じように思ったかもしれません。
でも今、"早すぎる"という概念そのものが変わり始めています。生成AIの登場で、情報を扱う力や、アイデアを形にするスピードが劇的に変わったからです。
Garoopは「10歳からスタートアップ。たくさん挑戦して、たくさん学ぶ。」をスローガンに、小学生から生成AIを使っての事業化を推進しています。
生成AIと株式会社で、起業のハードルは下がった
僕が伝えたいのは、株式市場と生成AIを使えば、10歳でも起業してチャレンジできるということです。
株式会社という仕組みを活用すれば、ビジョンと野心があれば小学生でも事業を始められます。そして生成AIは、絵を描く、文章を書く、歌をつくる、プログラムを書くといった「作る」作業を、子どもでも扱えるところまで引き下げてくれました。
一方で、生成AIの登場によって、指示を待って効率を競うような働き方はAIの得意分野になりつつあります。だからこそ、AIに代わられる側ではなく、AIを使って価値をつくる側に早くから立ってほしいと考えています。
若い脳ほど、AIを使いこなしやすい
大人の脳は、どうしても「正解を探すクセ」に支配されがちです。過去の成功や失敗の記憶が、新しい判断にブレーキをかけてしまいます。
子どもたちはもっと自由です。AIにどんな質問を投げかけるか、どう使いこなすか。この発想力は、思考がまだ固まっていない若い時期ほど伸ばしやすいと感じています。
この連載で書いていくこと
この連載では、僕自身が会社をつくってから今までに経験したこと、考えてきたことをもとに、小学生起業のリアルを書いていきます。
・会社をつくった目的と、初めての融資面談
・生成AIで小学生が始められる小さなビジネス
・生成AIキッズスクールや、Garoop 鍛校の取り組み
・子どもが株主に支えられて挑戦する、新しいお金の流れ
まとめ
小学生起業は、特別な子だけのものではありません。好きなことと、生成AIと、支えてくれる大人がいれば、10歳からでも挑戦できる時代になりました。
次回は、僕がGaroopという会社をつくった本当の目的についてお話しします。
執筆:山下大貴(株式会社Garoop代表)